我が家の3Dプリンターの紹介
我が家は、ものづくり好きが高じて3Dプリンターを所有しております。
ということで今回は我が家の3Dプリンターと、3Dプリンターで作ったものを紹介します。
我が家の3Dプリンター
3Dプリンターとは、その名の通り3次元の物体を出力する機械です。
出せる素材や造形の手法は機械によって様々ですが、うちにある3Dプリンターは樹脂(正確にはABSやPLAという素材)を溶かして一層ずつ積層していくタイプのものです。
こちらのQIDI TECHという中国製のものです。
色々と比較検討した上で、Amazonでレビューがよかったこちらを購入しました。
3Dプリンターって高いイメージがあると思いますが、なんとこちら6万円で売ってます。もっと簡易で安いものもあります。
私は、学生時代から3Dプリンターを使っていて、仕事でも複数種類のプリンターを使ったことがあるためスペックに対する大体の価格感が分かるのですが、その中でもこれはかなりコスパがいいです。
まず、これは最大で0.1mmの精度でプリントができます。もっと細かく出せる機器もありますが、私はだいたいスピード重視で0.2mmで出力することが多いので個人的にはこれ以上の精度は不要です。
そしてデュアルヘッド、つまり、樹脂を同時に2種類出すことができます。
後ろから見るとこんな感じになっていて、好きな2種類の樹脂のフィラメントをセットできます。2種類ついていると、同時に2色出すことができます。
実は2色で出すことはあまりないのですが、フィラメントを変えるのが少し面倒なので常に2色から選べる、と言う意味ではとても便利です。
似たようなスペックで数十万するものもあるので、この価格はお得だと思い、レビューを見た上でこれに決めました。
3Dプリンターって難しそう
これ、よく聞かれる質問です。
3Dプリンターって使ったことがない方にはハードルが高いイメージがあると思いますが、実は全然そんなことはありません。
3Dプリンターを使うときに一番ハードルが高いのはモデリング、つまり3Dのデータを作る部分だと思うのですが、世の中にはすでに素晴らしいデータがたくさんあります。
私はよくThingiverseというウェブサイトに公開されている他者の作ったデータをそのまま、あるいはサイズだけ変えて出力しています。
ここでThingiverseからダウンロードして出力したものを紹介します。
3Dプリンターで作ったもの紹介
毎日愛用している眼鏡置き。
歯ブラシ立て。ポージングが可愛くって気に入っていたのですが電動歯ブラシにしたので今は使っていません。
こちらは姪のために作ったガラガラです。中にお米が入っていて、振るとちゃんと音がします。
こちらはカトラリーの水切りができる象さんです。鼻から出る姿がキュート。
こちらは石鹸置き。ちゃんと水切りもできます。
これは歯磨き粉を最後まで使い切れるぐるぐるするやつです。
こちらはライオンの置物です。
これはどうなっているかというと、3Dプリンターから出力されるのは左上のもので、そのあとニッパーで切り離し、最後に顔に向けてドライヤーをしばらくかけると熱でフィラメントがグニューっと溶けて、立派なたてがみのあるライオンの出来上がりです!結構感動しました。
こちらはバレンタインデー用に作った押し寿司の型です。左の白いものが3Dプリンターで出したもので、それで作った押し寿司が右です。
3Dプリンターの使い道は無限大
いかがでしたか?
今回は他者の作成した3Dモデルを出力したものの一部を紹介しましたが、自分で作るともっと可能性は広がります。
例えば、自分の家の隙間の収納に合う仕切りなど、自分の家や持ち物にピッタシのパーツを作ることや、自分のオリジナルの作品を作ることができます。
この記事を読んで興味は持って使ってみたいけど、まだ買うほどではないなぁ、という方もいるかと思います。
そんな方は、近年3Dプリンターが置いてあるファブスペース(ファブラボ、Techshopなど)も増えてきていますので、是非、足を運んで実物を見て体験してみてはいかがでしょうか。