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夫婦でKPTで振り返りをするようになったら、仕事も家庭も円滑になりました

こんにちは、しゅがーです!

以前投稿した50インチのテレビをモニターとして使っている記事の中で、
私達夫婦は、定期的に、自分の仕事や家庭、子育てなどに関する振り返りの会をしています」と紹介しました。

この記事では、私達が定期的に行っている「KPT」という振り返りのフレームワークの紹介をします。

KPTとは?

KPT(ケプト)とは、振り返りのフレームワークです。

K = Keep(継続したいこと)
P = Problem(課題に感じていること)
T = Try(次回実施したいこと)

これらを書き出して、今後のアクションにつなげます。

短時間で実行可能で、仕事だけでなくプライベートにも応用できる手法です。

KPTは、プロジェクトの区切りのタイミングなどで実施することが多いです。

例えば、なにかイベントを実施した後や、ユーザーテストを行った後などに行います。

プロジェクトが打ち切りになってしまったときにも、KPTはとても有効です。
失敗から次回に繋がる学びを得ることができます。

なぜそれを夫婦でやっているのか?

きっかけは、職場の同僚からプライベートでKPTをしたという話を聞いたことでした。

私は、妊娠中、産後、そして仕事復帰してからも、しばらくメンタルがやられていました。
始めは産後うつなのかな、と思っていましたが、あまりにも長い期間しんどかったので、それ以上のものだったと思います。

どうにかしなくては、とずっと思っていました。

また、私達夫婦は出会った当初、一緒にアプリ開発をしていたこともあり、仕事仲間のような関係性から始まりました。
結婚前に、一緒に会社を立ち上げようとしたこともあります。

なので、私達には仕事で使うフレームワークが家庭でも合うのではないかと思いました。

そこで夫に提案してみたところ「良さそうやん」と快諾。

ということで、試しにやってみることにした、という流れです。

どうやってやっているのか?

ひとまず週1でKPTをしてみよう、ということになりました。

仕事のこと、家庭のこと、子育てのことなど、テーマは絞らず、とにかく思いついたKとPとTを書き出してみることにしました。

ツールは、もともと夫婦で使っていたMiroというホワイトボードアプリを使って行いました。

Miroではデジタル付箋を使うことができます。
それぞれの付箋には例えば、こんなことを書いています。

そして、以前の記事に書いたとおり、テレビモニターに表示させています。

結果どうなったか

Keepを無理矢理にでも書き出すことで、「やってよかったことがあったんだ」と認識することができるようになりました。

Problemを書き出すことで、これまで口に出せずに抱えていたストレスを共有できるようになりました。

Tryは、仕事と子育てに追われて、すべてが実施できているわけではありませんが、
それでも、Problemが確実に解消されていっています。

最近では、勝手にカスタマイズして、Keepに加えて「Gratitude」つまり、「感謝したいこと」も書き出すようになりました
例えば「私の当番だけど子供のお迎えに行ってくれて感謝!」みたいなことを書いています。
これにより、家族への感謝をちゃんと言葉にできるようになりました。

始めてから半年ほどは1〜2週間に1度の実施を続けていたのですが、
最近は月1でも大丈夫なくらいProblemに感じることが減りました。

KPTを書き出すだけでもかなりストレスが減り、仕事も家庭も円滑になってきて、
今ではすっかり元気を取り戻しました!

KPTを定期的に実施するのはなかなか難しいかもしれませんが、
仕事でもプライベートでも、何か課題を感じることがあれば、一回やって見るだけでも効果的だと思います。

文字に書き出すだけでもストレス解消になると思うので、よかったら一度試してみてください!